【WWE】フロリダ州知事が大規模な集会の開催中止・延期を求める。レッスルマニア36はどうなる？

アメリカでも新型コロナウイルスの感染は広がる一方です。現役選手に陽性反応が出たNBAは今シーズンの中断を決断するなど、スポーツ界にもその影響が出ています。

今年のレッスルマニア36は4月5日にフロリダ州タンパで開催されます。当日まで残り3週間ほどに迫る中、フロリダ州のロン・デサンティス知事は、大規模な集会の開催中止、もしくは延期強く推奨すると記者会見で発言しました。彼にはイベントをキャンセルする権限はないものの、企業や競技連盟は新型コロナウイルスの感染拡大を阻止するべきだと述べています。また、フロリダ州保健当局は、大規模なイベントの開催を延期し、後から行うことは可能だと考えているそうです。

その一方で、フロリダ州ヒルズボロ郡の緊急対策グループが行った新型コロナウイルスに関する緊急会議で、レッスルマニア36の開催についての決断は先延ばしにされました。しかし、WWEが来週中に独自に決定を下さなければ、郡と市の当局者が再び集まり、最新情報と、自分たちの手で問題を解決することを含めて次に取るべき行動について話し合うそうです。

インディ界には、レッスルマニア・ウィークエンド中のイベントを中止せざるを得ない状況に陥った団体もあります。WWEはどのような策を取るのでしょうか……。

フロリダ州保健当局によれば、同州では12日までに31人に陽性反応が確認され、2人が死亡しています。

（WPTV, Wrestling Observer）