WWEにはいくつかの禁止技があります。パイルドライバーはその代表例。アンダーテイカーとケインのツームストン・パイルドライバーを除き、スーパースターたちは使うことができません。
PWInsiderによれば、ある技が禁止技に追加されたようです。日本でもよく見るターンバックル・パワーボムです。4月20日に放送されたRAWでは、ナイア・ジャックスがカイリ・セインにこの技を仕掛けた際、ジャックスが投げるタイミングをミスし、カイリの後頭部が危ない形でターンバックルに激突しました。
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また、ターンバックル・パワーボムはレジェンドレスラー、スティングの引退の原因になったことでも知られています。
今後、この技をWWEで見ることはなくなるでしょう。過去には、セス・ロリンズのカーブ・ストンプのように、一度禁止されたあとで復活する技もありました。ただし、カーブ・ストンプの場合、WWEはその技自体の危険性よりも外部からの批判の声を気にしていたという経緯があるそうなので、ターンバックル・パワーボムには当てはまらないかもしれません。
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