元WWEのニッキー・ストーム(ニッキー・クロス)が、2024年に結成されたユニットWyatt Sicksでアビー・ザ・ウィッチを担当することになった経緯を明かしました。HHHがNXT時代のSAnitY時代のニッキーを高く評価していたことが、起用につながったと振り返っています。
クリス・ヴァン・ブリエットのインタビュー番組「Insight」で、ニッキーはWyatt Sicksへ加わった経緯を質問されました。当時はニッキーA.S.H.からヒールターンした時期で、その後クリエイティブの変化とともに、かつてNXTで演じていたニッキー・クロスのキャラクターへ戻っていったといいます。
その頃はニッキーA.S.H.からヒールになったところでさ。リア・リプリーを裏切って、ヒールになっていたんだ。それから、その時点でクリエイティブが変わった。
HHHはSAnitY時代のニッキー・クロスが大好きだった。2016年にNXTへ入った時はHHHが仕切っていて、SAnitYは彼が生み出したアイデアだったからね。
ニッキーによれば、HHHが特に気に入っていたのは、SAnitY時代に見せていた予測不能でいたずら好きなキャラクターでした。その要素が、後にアビー・ザ・ウィッチへ移行するうえで大きな意味を持ったと振り返っています。
HHHは、ちょっと狂っていて、小さなグレムリンみたいで、いたずら好きで、野生のタスマニアン・デビルみたいなニッキー・クロスをずっと気に入っていたんだ。
それで、そっちに切り替えた。いつだったのかはわからないけど、その頃にはHHHが私をWyatt Sicksに入れることを考え始めていたんじゃないかなと思う。
たぶん、そうやってニッキーA.S.H.からアビー・ザ・ウィッチへつながっていったんだと思う。
Wyatt Sicks加入へつながったキャラクター変更
Wyatt Sicksがデビューする前には、ニッキーが無言で遠くを見つめるような描写も使われていました。本人によれば、これは突然アビーへ変化させたのではなく、何かが起きつつあることを少しずつ示すための長期的なストーリーだったといいます。
ニッキー・クロスに戻った私には、何かが起き始めた。私が遠くをじっと見つめている姿が映るようになったのもその頃だった。たぶんクリエイティブの中では、その時点で「この物語を始めていこう」と考えていたんだと思う。
まだWyatt Sicksはデビューしていなかったから、「頭の中で何かが起きている」とみんなにわかってもらおうとしていたんだ。もともと私はちょっとクレイジーだから、そこまで大きくかけ離れたものでもなかったよ。
だから、トランス状態になっていたり、何かが起きていることをイースターエッグみたいに散りばめたりして、ゆっくり時間をかけて物語を進めていった。WWEのクリエイティブは、ああいう長い時間をかけるスタイルが好きなんだと思う。
ニッキーの説明を見る限り、アビー・ザ・ウィッチはまったく新しい人物像を一から作ったというより、SAnitY時代から持っていた不穏さや予測不能さをWyatt Sicks向けに発展させたキャラクターだったのかもしれません。
HHHのお気に入りだったニッキー・クロスの進化系として、より大舞台で活躍する……という野望は結局叶わず、Wyatt Sicksメンバーは2026年4月にWWEから全員解雇されました。
(情報源: Insight with Chris Van Vliet / WrestleZone)
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