デビッド・フィンレーが、かつて在籍した新日本プロレスと現在所属するAEWでは「テレビマッチで求められる技術」が大きく異なると明かしました。新日本ではレスラーの試合をカメラが追ってくれた一方で、AEWでは放送時間やカメラ位置を意識し、より正確に試合を組み立てる必要があると感じているようです。
クリス・ジェリコのPodcast番組Talk Is Jerichoで、フィンレーは固定されたメインカメラの位置などを意識するテレビマッチへの適応について質問され、「現在も試行錯誤を続けている」と答えました。アメリカの団体で試合をした経験はあったものの、新日本で約11年間身につけた感覚とは違うといいます。
フィンレーは、そうした制約も「レスラーとして必要な能力だ」と前向きに受け止めています。予定通りに進まなければ、その場で判断して展開を変えなければなりません。
こうした違いは、過去にも複数のレスラーが語ってきたものです。2016年にWWEへ移籍した中邑真輔は、2018年のSports Illustratedのインタビューで、新日本とWWEの違いをテレビという点から表現していました。
ウィル・オスプレイも、新日本からAEWへ移籍した後に両団体の違いを具体的に挙げています。AEWのテレビマッチは常にアクセルを踏み続けるようなペースなのに対し、新日本では短時間の爆発的な攻防と、その間に感情や打撃の応酬を見せる時間を使い分けると語りました。
フィンレー、中邑、オスプレイの発言に共通するのは、アメリカの大手団体で定期的なテレビ番組に出場する場合、リング上で試合を成立させるだけでは終わらないという点です。放送時間へ収めること、カメラがどこにあるのかを把握すること、予定外の出来事が起きれば即座に修正することまでレスラー側に求められます。
(情報源: Talk Is Jericho / Daily Star / Sports Illustrated / Fightful)






