AEWのウィークリー番組”Dynamite”は、アメリカのケーブルテレビ局TNTが放送しています。TNTは巨大なメディア・コングロマリット”Warner Media”傘下のワーナー・エンターテインメントが運営しているため、Dynamiteはタイム・ワーナー・ファミリーの一員ということになります。
TNTのほか、TBS、truTVでもシニア・バイス・プレジデントを務めるサム・リンスキーは、ワーナーメディア全体の力を使ってAEWというブランドを拡大し続ける計画があることを明かしました。
ワーナーメディアのあらゆる面を利用するチャンスがある。ほとんどの企業にはできないやり方でね。我々は、コミックの会社を、ビデオゲームの会社を所有している。商品販売戦略の人材もいるし、テレビ番組用のアニメを制作するスタッフも抱えているんだ。リアリティ番組のプロデューサーもいるね。すべてが組織内にある。AEWという知的財産をワーナーメディア全体に広め、成長させるチャンスがあるんだ。
「コミックの会社」はDCコミックス、「ビデオゲームの会社」はワーナー・ブラザース・インタラクティブ・エンターテインメント、「テレビ番組用アニメ」はカートゥーン ネットワーク・スタジオのことですね。他にも、CNNやHBO、ニュー・ライン・シネマもワーナーメディアの子会社です。
仮に計画が実行されたとしても、どの程度まで組織力を活用するかはわかりません。ただ、ロマンはありますね。
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(Variety)
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