【AEW】ジャングル・ボーイ VS ダックス・ハーウッド(FTR)戦は、「スーパースター・ベビーフェイス」を作るために実現した試合だった

AEW・Dynamiteの最新回では、ジュラシック・エクスプレスのジャングル・ボーイとFTRのダックス・ハーウッドのシングルマッチが行われました。放送前からファンの期待値が高かったこの試合はなぜ実現されたのでしょうか？

レスリング・オブザーバーのデイブ・メルツァーによれば、この試合はハーウッドのアイデアが元になっていたそうです。ジャングル・ボーイに「スーパースター・ベビーフェイス」という印象を持たせることが目的で、ハーウッドが構想をまとめて社長のトニー・カーンに提案したとのこと。

ジャングル・ボーイの父は『ビバリーヒルズ青春白書』でディラン・マッケイ役を演じた俳優ルーク・ペリー。ジャングル・ボーイのことは知らなくとも、父親のことを知っている人は多いはずです。ジャングル・ボーイを団体のスターに育て上げることは、他のレエスラーを育てること以上にAEWの知名度向上につながります。

こうしたアイデアがレスラー側から出てくるのはAEWの良いところの1つでしょうね。AEWが現在進行系でスターに育て上げようとしているMJFやダービー・アリンは着々とキャリアを積み重ねています。ジャングル・ボーイも続きたいところです。

この試合に勝利したのはジャングル・ボーイでした。ジュラシック・エクスプレスとFTRのライバル関係は今後も続くかもしれません。

(Wrestling Observer, Cultaholic)

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