NXTの中心選手として活躍していたアリスター・ブラックは、2019年にRAWの一員としてメインロースターデビューを果たしました。
当時のRAWはポール・ヘイマンがエグゼクティブ・ディレクターを務めていました。リコシェやブラック、アンドラーデといった「若者ウケする選手たち」を積極的にプッシュしていたヘイマンは、ブラックを「メインイベンターレベルの逸材」だと高く評価していたのです。
【WWE】アリスター・ブラックが語るRAWエグゼクティブ・ディレクター、ポール・ヘイマン
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しかし、2020年6月にヘイマンが役職から解任されると、WWEのクリエイティブチームはブラックの起用法に悩むようになり、次第に出番が減っていきました。この頃から、ブラックは団体内での扱いに不満を持つようになり、NXTへの復帰を希望するに至りました。
【WWE】アリスター・ブラックがNXTへの復帰を希望していたことが明らかに
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復帰は叶わず、メインロースターとしての再起をかける直前で解雇されてしまったブラック。Twitterで、彼はヘイマンへの感謝の言葉を述べました。
忘れないうちに言っとく。ポール・ヘイマンは俺のことをいつも支えてくれた。今日に至るまで、俺にとってはメンターのような存在だ。昇格したその日から、彼は俺の味方だった。
Before I forget, a special mention goes to @HeymanHustle for always having my back, and to this day acts like a mentor to me. Since day one Paul was in my corner.
— Tommy End (@WWEAleister) June 3, 2021
今、かつてヘイマンがプッシュしていた選手たちの多くは苦難に直面しています。ヘイマンはどう思っているのでしょうか……。
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