WWEには多くの選手が在籍しています。2020年から2021年にかけて多くのレスラーが解雇されたものの、それでも規模は世界一。年齢層も様々です。
しかし、団体内には「ある年齢層」の選手が多くなっていることについての問題意識があるそうです。レスリング・オブザーバーのデイブ・メルツァーによれば、メインロースターの主要なポジションに「40歳以上の選手」が多いことに意識が向いているとのこと。
これはNXTが若手重視の路線に舵を切った原因の1つでしょう。
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30代のレスラーも多く、40代のレスラーまで活動していたかつてのNXTでは、メインロースターに若手を供給しきれないと考えたのかもしれませんね。20代のレスラーを育成し、メインロースターとして活躍できるスターを量産しなければならないのです。
将来有望な若手はたくさんいるでしょうし、リブートしたNXTがうまく機能すればいずれ問題を解決できるでしょう。インディシーンからのスカウトを停止していることがどう影響してくるのか……という心配もありますが、WWEの育成力に期待です。
(Wrestling Observer, WhatCulture)
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