WWE屈指の人気スーパースター、サーシャ・バンクス。俳優としても活躍する彼女は、2019年のレッスルマニア35の後に4ヶ月間の休暇を取りました。
この期間中、彼女は来日してセンダイガールズの道場を訪れ、トレーニングに参加しています。あれからもう2年も経つんですね。
最新のインタビューの中で、彼女はこの時のことを振り返りました。プロレスへの情熱が失われていたこと、ビンス・マクマホンに退団の決意を伝えたことなど、ヘビーな内容です。
あの時のレッスルマニアは、「わあ、全然緊張しないな。何も感じないなんて。レッスルマニアでこんなことになるなんて」って思った。信じられなかった!プロレスファンの女の子が、ずっと望んでいた最大のショーに出るのに、何も感じないなんて。すべてのレスラーにとって、レッスルマニアは夢の舞台なのに。その瞬間、これは休暇を取らなきゃダメだなって思ったんだ。そして、アイデンティティを探しに行かなきゃと思って、実際にそうした。あの休暇は、これまでの決断の中でも最良のものだったと思ってるよ。自分自身に感謝しないとね。
あの頃、私は「最高の自分を提供できていない」と感じてた。それができないなら、ベストであることができないなら、最高のものとして使われないなら、そうなるための手を打たないとね。私は常にナンバーワンでありたいと思うタイプのパフォーマーなんだけどね、あの頃は調子が良くなかった。できる限りのことをしたつもりだけど、それでも調子が元に戻らないなら、休みが必要だと思った。団体から去りたい、と。ビンスには断られちゃったけど、双方にとっていい判断だったと思う。彼は自分が見たものを理解している。とても賢くて優しい、ジェントルマンだよ。サーシャに必要なのは休息だ、って気づいてたんだよね。結局のところ、どんな人にも、ちょっとした時間が必要なことがあるわけ。
それ以前ならともかく、2019年に彼女が退団したら復帰する団体がWWEになる保証はなかったわけですから、ビンスの判断は当然のものだったと言えるでしょう。休暇を取ることが良い方向に影響して本当に良かった。