リック・フレアーの娘、シャーロット・フレアー。
彼女は2015年のメインロースター昇格以降、常に女性戦線の中心人物として活躍し、プッシュを受け続けています。華やかなスタイルだけではなく、試合内容も充実している彼女はまさに団体の顔の1人。しかし、常にプッシュを受け続けることについてファンから批判の声が上がることもあります。
こうした声に対し、彼女はどう思っているのでしょうか?Bleacher Reportによるインタビューの中で、彼女は「いかにプレッシャーがあるか、懸命に働いているか」を訴えた上で次のように語っています。
みんなポジティブには見てくれない。「おお、このパフォーマーはずっと頑張っているね、ハードワーカーだな」とはね。その代わりに「うわ、彼女、またタイトル争いしてるよ。ずっとチャンピオンじゃん」と思ってる。
ずっとタイトルに絡んでいる男性レスラーがこんな風に批判されるとは思わない。この世界では、みんなチャンピオンになりたいと思うものでしょう。朝起きた時に「今日はチャンピオンになりたくないな」なんてことにはならない。誰だって常にチャンピオンになりたいと思っているはず。
団体からの期待に答えるだけの努力をしているのだから……という主張はよくわかります。特に彼女は槍玉に挙がりがちなので、いろんなことを思いながら活動しているのでしょうね。
また、男性に対して批判されることが少ないことでも、対象が女性だとよく批判されるという光景は日本でも目にすることがあります。そういった意見とも戦わなければいけないわけですから、本当に大変です。
(SESCOOPS)
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