WWEで思うように活躍できなかったレスラーがAEWへ移籍する、という光景は、ここ数年のプロレス界のトレンドでした。
移籍したおかげで実力に見合ったスポットライトを浴びることができるようになったレスラーは複数おり、彼らはAEWでの活躍に満足しています。しかし、コーディ・ローデスがWWEへ復帰し、MJFがAEWとの契約内容に不満を持っているように、誰もがAEWでの活動に納得しているわけではありません。今後、AEWからWWEへ移籍するレスラーも増えてくることが予想されます。
レスリング・オブザーバーのブライアン・アルバレスによれば、AEWロースターの中で意識の変化があり、WWEへの移籍にもオープンな姿勢を持っているレスラーがいるとのこと。彼らはAEWからの離脱を望んでいるわけではないものの、より良いオファーを得るためならWWEに行くのも良い、と考えているようです。
変化のきっかけになったのは、やはりコーディの活躍。WWEは彼をトップスターとして売り出しており、契約内容も上々です。AEWでの活動に満足し、WWE行きに興味を示していなかったレスラーたちの間に変化をもたらすことをコーディが狙っていたかはわかりませんが、これもまた「革命」なのかもしれません。
(Wrestling Observer, WrestlingNews.co)
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