色々ありましたが、なんとか無事に終了したAEWと新日本プロレスの合同興行「Forbidden Door」。
まあ、無事に終わったのは確かなんですが、無事じゃなかったレスラーもいました。欠場者が続出したショーはやっぱり呪われていたようで、ジョン・モクスリーとアダム・コールが試合中に脳震盪を起こしていたかもしれない、と報じられています。
メインイベントで棚橋弘至を相手にAEW世界王座の暫定チャンピオンを決める一戦に出場したモクスリー。試合終盤に頭部から大流血した彼は、試合後のマイクで「今、俺はどこを向いているのかわかってないんだ。多分、脳震盪を起こしたと思う」と発言。Dynamiteの最新回でJericho Appreciation Societyとの血みどろマッチ「Blood & Guts」に出場する予定になっている彼が本当に脳震盪を起こしていたのだとしたら、欠場は避けられません。脳震盪は日常生活への後遺症が残る可能性もあるため、プロレス界は脳震盪を起こしたレスラーを慎重に扱います。長期欠場の可能性だってゼロではありません。
■追記
また、IWGP世界ヘビー級王座戦Fatal 4-wayマッチに出場したアダム・コールは、試合中に脳震盪を起こしていた可能性がかなり高いようです。試合に勝利したジェイ・ホワイトはコールから「不自然な流れ」で3カウントを奪いましたが、これはジェイが機転を利かせたのだと思われます。試合続行が不可能な状態のコールと同じリングに上がり続けることは、みんなにとって大きなリスクですからね。
開催前も、開催中も、本当にひどい出来事がたくさん起こりましたね。そんな中でもファンを大満足させるショーを作り上げたAEWと新日本はすごいです。それにしても、この扉はくぐり抜けるのが難しすぎる…。
(Wrestling Inc, Wrestling Observer)