PPV「ALL OUT」でジョン・モクスリーを破り、AEW世界王座を取り戻したCMパンク。
試合後にはとても楽しみな展開を予想させるサプライズもありましたし、今後が楽しみです。しかし、彼は怒っています。自身に関する噂、そして団体の運営方法について。
ショー終了後の記者会見の中で、彼は元親友コルト・カバナと副社長たち(ヤング・バックス&ケニー・オメガ)を徹底的に批判しました。
コルト・カバナ
かつて親友同士だった2人は、パンクがカバナのPodcast番組に出演し、そこでWWEドクターをこっぴどく批判した事が引き金となった泥沼の裁判劇の中で決裂し、今では犬猿の仲です。
パンクの存在がカバナのAEWでのステータスに悪影響を及ぼしているのではないかと噂されるほどの状況でしたが、トニー・カーン社長がこのことを否定しています。
パンクは、記者たちの前で改めてカバナとの決裂を表明しました。
ほぼ10年間、スコット・コルトン(カバナの本名)とはなんの関わりも持たなかった。もしかしたら、もっと長い間あいつとの関係を持ちたくなかったのかもな。
俺がここでこんな話をしなきゃならないのはクソマジ残念だよ…。俺はアダルトマンに成長したし、誰かとの友情を破棄するかどうかなんて、放っておいてほしい。
でも…友達ってのは、俺が倒れそうになった時に支えてくれる人のことだ。スコット・コルトン、あいつはそんなこと絶対にしてくれない。俺がトップに立つことを嫌がる奴と一緒にテッペンを目指そうとしたのが間違いだ。
嫉妬、妬み、なんとでも言え。スコット・コルトンとの関係は、あいつからの請求書を支払う前に終わってしまったよ。
副社長たち
AEWはインターネットを巧みに使いこなすことで成長を遂げた団体です。団体が設立されたばかりの頃はレスリング・オブザーバーのデイブ・メルツァーが事実上のスポークスマンのように独占情報を報じていましたし、Dirt Sheetを利用した話題作りに積極的な団体です。
パンクは、Dirt Sheetが報じるいろんな噂話にも怒っています。噂が広まる責任は副社長たち、ヤング・バックス&ケニー・オメガにあると考え、次のように批判しました。
何に腹が立つって、普通の団体の副社長なら、トップベビーフェイスを中心に据えておきながらデタラメな噂でネット上のニッチな連中から嫌われるように仕向けたりしないだろうからな。本当に腹が立つ。クソ金儲けのため、チケットを売ってアリーナを満員にするために自分の男根を踏んでるんだよ。
溜まっていた感情を爆発させている感じですね。カバナからのリアクションはあるでしょうか…。なくていいです。これ以上は。