2022年1月、WWEはNXTでHHHの側近として働いていたスタッフたち、つまりウィリアム・リーガル卿やロード・ドッグ、ライアン・カッツ、そしてゲイブ・サポルスキーを解雇しました。
この人事は団体内におけるHHHの権力が削がれてしまったことを意味し、心臓病で療養を強いられ、現場復帰できるのかどうかも定かではなかった彼の立場が危うくなったことを象徴していました。
しかし、最高責任者ビンス・マクマホンがスキャンダルで引退に追い込まれると、HHHはクリエイティブの責任者として現場に復帰。その後、彼はかつての側近たちを次々と呼び戻しました。
サポルスキーはROHやEVOLVEといったインディ団体の立ち上げに関与した人物で、NXTではHHHから重宝がられていたスタッフでした。先日、WWE復帰後の彼が重要な役割を担うであろうことは容易に想像できたことです。
レスリング・オブザーバーによれば、彼はRAWやSmackDownに出演する選手たちのマネジメントを任されているとのこと。やはり番組制作や団体運営に欠かせないピースとしての仕事を与えられたようです。
ロード・ドッグはライブイベント部門の責任者、カッツはNXTのクリエイティブ・マネージャー。リーガル卿はAEWに移籍したので復帰はできませんが、かつてのHHH組はWWEの裏側で毎日忙しく働いています。
(Wrestling Inc, Wrestling Observer)
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