AEW設立メンバーの1人で、団体の副社長を務めていたコーディ・ローデス。
2022年に彼が退団し、古巣WWEへ移籍したのは衝撃的なニュースでした。Change The Worldを掲げるAEWにおいて、アンチWWEを最も強く打ち出していたのは彼だったとされていますし、AEWという団体への思いも相当強いを見られていました。
彼が退団を決意した理由として、ファンの間ではいくつかの噂が流れました。副社長仲間であるヤング・バックス&ケニー・オメガとの不仲、ブッキングや金銭面の問題、そして、彼とCMパンクの間にあった個人的な関係……。これらはすべて彼自身が否定していますが、もう1つ、退団の原因となったのではないか、と噂される出来事がありました。
それは、彼とファンの関係です。2021年以降、彼はベビーフェイスであるにも関わらずファンから大きなブーイングを受ける存在になりました。何をやってもブーイングされてしまう。そんな状況に嫌気が差したのではないか?退団の理由としては十分だろう……そう考えるファンは少なくありません。
とあるDirt Sheetが考察した「コーディ・ローデスがファンからなぜかブーイングを受けてしまう理由」は以下の通り。
- キャラクターに変化がなくファンから飽きられたこと
- 大仰な入場にファンがうんざりしていること
- ヒールレスラーが身につけるようなファッション
- QTマーシャルとのストーリー
- プロレス以外のプロジェクトがあまりうまくいっていないこと
- 他のレスラーの価値を高めるような仕事をあまりしないこと
理由はいくつも考えられますが、決定的な要因となったのが何だったのかはハッキリしていません。先日、とあるファンがコーディにこんな質問をしました。
AEWを辞めた個人的な理由はブーイングだったんじゃないの?ブーイングされる理由がわからなかったから。
これに対し、コーディは次のように答えました。
HA、違うよ。俺はヒールだったし、ファンは素晴らしかった。ファンのせいなんかじゃねえからな。
Ha no – I was a heel, the fans were amazing. It ain’t ever on the fans.
— Cody Rhodes (@CodyRhodes) November 10, 2022