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【AEW】コルト・カバナ「クリス・ジェリコとのシングルマッチで死にそうになった。息ができなくて」

インタビュー

11月2日に放送されたDynamiteでクリス・ジェリコの持つROH世界王座に挑戦したコルト・カバナ。

久々にテレビ番組に登場した彼ですが、試合には敗れてしまいました。現在はROHのロースターとして働いている彼にとって、この試合はAEWへの限定的な復帰に過ぎず、AEWで継続的に働くことにはならないようです。

自身のPodcast番組の中で、彼はジェリコ戦で起きていたトラブルについて語りました。万全のコンディションで試合に挑みたかった彼ですが、実際にはそうはならなかったとのこと。

圧縮ソックス、ニーパッド、そしてブーツを履いた。その時は気付かなかったんだけど、これって下半身に止血帯を作ってしまった、ってことなんだよね。本質的に、俺はすべてに制限をかけてしまった。「足の感覚がない…ナーバスになりすぎかな」と思ったのを鮮明に覚えてるよ。

擬似的な止血帯を作ったことにより、彼の脚への血流が遮られてしまうことになりました。試合中、彼はジェリコだけではなく、高血圧と低酸素とも戦っていたようです。

(試合後)俺は動けなくなったんだよ。トレーナールームに戻って、血流を良くするものをもらったんだけど、トレーナーは「何が起こっているのか、わからない」って感じだったね。俺はただ、「これを脱がないと、圧迫された感じがするんだよ」と言った。シャツを破り脱いでも十分ではなかった。息ができなくて、頭がボーッとして、頭痛がして、頭がドクドクと脈打つような感じもあった。

トレーナーに「この圧縮ソックスは昨日買ったんだよ」と伝えたら、向こうは「何だって!?」って感じでさ。それから2時間、全身に氷を当てながら横になっているように言われた。そして、「なぜ1万人の観客の前で圧縮ソックスを履いてプロレスをしてはいけないのか」を教育してもらった。

思わぬ形で死にかけてしまったカバナ。彼ほど経験豊富なベテランでも、圧縮ソックスが血流に与える影響までは理解できていなかったのですね。




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