WWEの団体売却騒動は2023年のプロレス界で最もホットな話題です。
ビンス・マクマホンが売却のために復帰し、さまざまな企業や組織の名前が買収候補として挙がっています。プロレスファンとしては、AEWを運営する大富豪カーン一族がこの件に興味を示している、ということに面白みを感じてしまいますね。
実際に買収が実現するかどうかはともかく、一族が興味を持っていることは間違いなく、もし買収するのであれば共同出資者を募ることになるだろう、とされています。
一部では、ビンスは自分を経営者として残す相手にしか売らないだろう、という意見もありますが、カーン一族が買収したらどうなるのでしょうね?
カーン一族とファミリーネームが同じで、AEWトニー・カーン社長と比較されることも多いWWEのニック・カーンCEOは、出演したPodcast番組の中で「AEWをWWEの真のライバルとして考えているか」と質問され、トニーと父シャヒドについて語りました。
思うことは2つだ。俺はトニー・カーンくんには会ったことがないけど、きっと良い子なんだろうね。どんな人かは知らないよ。
彼の父シャヒドとは、1年半前にステファニー・マクマホンと行ったスポーツビジネスマンの昼食会で偶然席が隣同士になったことがある。あの父親にはとても感銘を受けたよ。自動車の部品を作る会社で財を成したんだよな?だから、彼はその領域のことを熟知している。
プロレスというビジネスについて言うと、彼は資金調達というところでしか関与していないんじゃないかな。資金を持っているというのは素晴らしいことだし、息子も感謝してるだろう。
まあ、脅威に感じたことはないけどな。俺は他人から脅かされることがあまりないんだよ、何故かね。何についても、誰からも脅かされることはないのさ。
どことなく余裕を感じますね。団体の規模で比べれば、WWEの方が圧倒的であるのは明らか。ライバルだとは思っていないよ、という強気さが「父」や「息子」、「トニーくん」という言葉に表れている気がします。