新日本プロレスとROHの合同興行”Honor Rising”にも出場したザ・キングダムのマット・テイヴェン。WrestlingIncのPodcastに出演した際、最近のプロレス界について語りました。ROHの主力レスラーであるテイヴェンは、最近WWEから退団したレスラーたちについてどう思っているのでしょうか?
最近WWEから退団したレスラーたちがROHのリングに上る可能性について
2019年に入って、WWEから退団するレスラーが続出しています。2度の大怪我とムーブの制限に泣かされたヒデオ・イタミ(KENTA)、NXT卒業後に活躍しきれなかったタイ・デリンジャー、なぜか解雇されてしまったTJP、そして4月を最後に退団することが決まっているディーン・アンブローズの4人です。
彼らは再びインディー界に戻ってくることになるわけですが、アメリカインディー界で最も人気の高い団体であるROHに所属するテイヴェンは彼らの今後についてどう思っているのでしょうか。次のように語っています。
ROHのファンと首脳陣が元WWEのレスラーをロースターに加えたいと考えていることはわかってる。新鮮なマッチアップのためには新しいレスラーが必要なことは明らかだし、特に、それが名の知られたレスラーだったり、素晴らしい才能の持ち主だったりすると、そりゃワクワクするよね。[…]彼らと戦いたいと思ってるよ。
やる気充分ですね。AEWの創立によって、ROH、AEW、WWEの間でフリーランスのレスラーとの契約を巡る争奪戦が勃発しています。AEWとWWEが熱心に獲得に乗り出していたバンディードをROHが獲得し、WWEが狙っていたルチャ・ブラザーズとビー・プリストリーをAEWが獲得した。WWEから退団した4人のレスラーたちがROHのリングに上る可能性は決して高くありません。
そんな中で、ROHは新日本プロレスのジュース・ロビンソンを中心としたユニット”Lifeblood”を結成させ、新日本からウィル・オスプレイとザック・セイバー・ジュニアを積極的に招く方針を固めています。The Eliteが抜けた穴を必死で埋めているROH。さらなる補強は実現するのでしょうか。
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