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元新日本プロレスのACHがWWEデビュー
元新日本プロレス・ROHのACHに対してWWEが興味を持っていると最初に報道されたのは去年の10月。今年に入ってからACHがWWEトレーニングセンター入りしたと伝えられ、ようやくWWEデビュー戦が行われました。
ACHはリングネームを本名の「アルバート・ハーディ・ジュニア」に変更したようです。23歳のメキシコ人ルチャドール”Humberto Carrillo”とシングルマッチを行い、惜しくも敗れてしまいました。インディー界では知らない人はいないほどの人気者で、多くの名勝負を生み出したACHが、「アルバート・ハーディ・ジュニア」としてどれだけ活躍できるのか、今から楽しみです。WWE向きのレスラーだと思うので、それほど苦労はしないと思いますが……。
ジム・ロス「WWEはアスカの使い方を間違っている」
現SmackDown女子王者のアスカ。Royal Rumbleでベッキー・リンチを相手に防衛戦を行ってから、対戦相手がいない!という状態が続いていました。先日行われたFastlaneではマンディ・ローズを相手にタイトルを防衛しましたが、ローズが対戦相手としてふさわしい存在だったかというと疑問が残ります。
アスカがこういった状態に陥っているのは、同じSmackDownのリンチとシャーロット・フレアーが、レッスルマニア35でRAWのロンダ・ラウジーとの試合を行うストーリーが展開されているから。アスカの対戦相手にふさわしい大物がSmackDownに残っていないのです。
WWEの名物アナウンサー、ジム・ロスが、アスカの現状について次のようにコメントしています。
失敗の始まりは、アスカが去年のレッスルマニア34でシャーロットに敗れ、無敗記録が途絶えてからだ。あの試合はとても良かったよね。あの試合を見て「良くない」と思う人はプロレスを知らないんだ。アスカの勢いはあそこでガクンと落ちた。取り返しがつかないほどに。
好試合と引き換えにNXT時代から続いていた記録が途絶え、アスカの勢いはなくなってしまったと分析するロス。しかし、ロスは最近のWWEで女子選手が話題を集めていることから、「(今は)アスカはまったく活用されていない状態だけど、状況は改善されるかもしれない」と述べ、アスカの今後の活躍に期待していました。
現在37歳のアスカに残された時間はわずかです。レスリング・オブザーバーのデイブ・メルツァーは、2019年のWWEは女子部門の中心に「ベッキー、シャーロット、レイシー・エヴァンス」の3人を据えるだろうとコメントしていました。The Empress of Tomorrowの明日はどうなる?
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