先日放送されたDynamiteでは、AEW世界王座チャンピオンのMJFへのインタビューを試みたルネ・パケットが持っていたマイクをMJFがはたき落とすというセグメントが放送されました。
放送中に客席から大きなリアクションがあったこのセグメント。MJFの差し迫った状況を伝える効果的な内容でしたが、本来は放送される予定のない内容だったそうです。
レスリング・オブザーバーによれば、5月のPPV「Double or Nothing」でAEW世界王座をかけて争われる「4本柱」マッチに出場するMJF、サミー・ゲバラ、ダービー・アリン、そしてジャングル・ボーイの全員が参加するプロもセグメントが本来は計画されており、ここにはブリット・ベイカーも参加する予定になっていたとのこと。
ここでは、ベイカーが「MJFがタイトルを防衛したとしても、王座は長続きしないよ。Bay Bay」と発言する予定になっており、Double or Nothingの後でAEW世界王座に狙いを定めるのがアダム・コールであることが示されるはずでしたが、何らかの判断により中止になったそうです。
オブザーバーは、セグメントが中止になってしまった理由として、このセグメントを放送することによってファンに「MJFの防衛は確実なんだな」と思わせてしまうことを避けることを狙ったのではないか、と指摘しています。ベイカーの発言を聞けば、そう思われても仕方ないような気もしますし、中止になったのも頷けます。
MJF here leaving Renee Paquette shocked/appalled was a great touch. You could cut the tension with a knife.
THIS is what separates her from everybody else in the broadcasting team. An important part on the show who adds so much to these segments. pic.twitter.com/IHhon6jnT6
— Drainmaker 🌧️ 💵 (@DrainBamager) May 18, 2023