2020年にAEWへ入団したレジェンドレスラーのスティングは、若きペイントレスラーのダービー・アリンと活動を共にしています。
彼らの相性は非常に良く、年齢を感じさせない動きと破天荒さを見せるスティングと、スケボー出身の型破りなアリンはお互いの良さを相乗効果でさらに大きくし、魅力的なパフォーマンスをファンに提供しています。
最新のインタビューの中で、アリンはスティングと組むようになったきっかけを振り返り、最初から2人が組む計画があったわけではないことを明かしました。
ああ、組織的に、組むことになったんだよ。最初から予定されていたわけじゃない。スティングがAEWにやってきた時、ダービー・アリンと組むなんて予定はなかったんだ。ただ、自然にそうなった。
彼は、俺がリングの内外でやっていることのファンだった。「君はとてもクリエイティブだね。いつか、君のために働いてくれる人たちが現れるよ」と言われ、「どうだろうね」と返すような感じだったんだよね。俺たちはただアイデアを出し合い、どんどん膨らませていった。気付いたら、俺たちはチームを組むことになり、気がつけば、彼はテレビ番組での試合に復帰していた。映画的なヤツじゃないくてさ。数年前のDouble or Nothingで、イーサン・ペイジ & スコーピオ・スカイとやったヤツね。あれは特別なものだった。彼は、俺が出すリング上でやることについてのアイデアを信頼するようになり、そこから俺たちの結びつきが強くなっていったんだ。
スティングとはタッグタイトルを狙いに行きたくない。彼の目標ではないから。タイトルをかけて戦うことを、彼は望んでいない。その考え方を、俺はリスペクトしてるよ。「誰かにチャンスを与えれば、その人のキャリアを向上させることができる」というのが彼の考え。スティングがこれ以上キャリアを高める必要はないからね。まあ、考えが変わるかもしれないけどさ。FTRに喧嘩を売りに行くかも。