現地6月25日にカナダ・トロントで開催されるAEWと新日本プロレスの合同興行Forbidden Door。
オカダ・カズチカ VS ブライアン・ダニエルソンやウィル・オスプレイ VS ケニー・オメガという超魅力的なカードが決定しているほか、KENTA VS CMパンクという因縁のカードの実現も検討されているとされています。去年も素晴らしい大会でしたが、今年は両団体が本気です。
新日本は基本的に男性レスラーたちによる団体であるということから、去年のForbidden Doorでは女性レスラーによる試合はAEW内部のカード(トニー・ストーム VS サンダー・ロサ)のみでした。しかし、新日本はメルセデス・モネ(サーシャ・バンクス)を中心に女性部門の開拓を進めており、AEWとモネの間でForbidden Door出場に向けた議論があったとも報じられています。彼女は足首を負傷しており、開催日までに復帰できるかどうかはわかりません。
しかし、モネとは別に、AEWはもう1つの可能性を模索しているそうです。Fightfulによれば、AEWは新日本と同じブシロード系列の女子プロレス団体STARDOMと連絡を取り、Forbidden DoorにSTARDOMのレスラーを起用する可能性について議論しているとのこと。
AEWには元STARDOM参戦レスラーが複数在籍しており、トニー・ストームやジェイミー・ヘイターがSTARDOMのレスラーと対戦するのは両団体のファンにとって嬉しいことでしょう。ヘイターは林下詩美との対戦を希望しています。
最大の障壁になるのは、STARDOMも6月25日に国立代々木競技場 第二体育館で「STARDOM SUNSHINE」を開催すること。両方の大会に出場するのは不可能です。そこで、AEWは「STARDOM SUNSHINE」に参戦しないレスラーを探しているとのこと。なんとかしてSTARDOMからの参戦を成功させたいと努力しているようです。
去年のForbidden Doorでも、AEWはSTARDOMとの交渉を試みたとされていますが、これは失敗に終わりました。今年はどうなるでしょうか?
(Fightful, Wrestling Inc)