アメリカのテレビ番組において、18歳から49歳までの年齢層は「スポンサーが最も重視する層」。ここへ強くアピールできる番組は評価が高くなります。
WWEもAEWも、彼らへのアピールに必死です。話題性のあるコンテンツを供給することで耳目を集め、スポンサーを獲得して番組制作を続けなければなりません。
レスリング・オブザーバーは、2023年の両団体のテレビ番組における18歳から49歳までの年齢層の視聴率が、前年比でどのように変化しているかを報じました。
まず、WWEは好調です。RAWは19週連続、SmackDownは22週連続で、NXTは過去26週のうち22週で視聴率が前年比アップしています。
しかし、AEWはそうではありません。Dynamiteは26週連続で、Rampageは過去26週のうち24週で視聴率が前年比ダウンしているのです。AEWは8月にイギリス大会All Inを開催し、既にチケットが65,000枚以上売れています。需要があるのは間違いないのですが、イギリスでの視聴率はAll In開催発表から大幅に低下しているそうです。
WWEにはBloodlineというヒット商品がありますし、世界的ミュージシャンのバッド・バニーの参戦など、常に幅広い層へアピールできるコンテンツを作ることができています。AEWは我慢の時期ですね。Collisionが始まり、CMパンクが戻ってくることでポジティブな変化が生まれるでしょうか?
(Wrestling Observer, Wrestling Inc)
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