2023年9月、All Inのバックステージでジャック・ペリーと喧嘩したことが原因で解雇されたCMパンク。
彼のAEWでの活動を支えていたのは、彼やコルト・カバナの師匠にあたるエース・スティールでした。プロデューサーとしてパンクと密に行動していた彼は、2022年9月にALL OUTのバックステージで起きたパンクとThe Elite(ケニー・オメガ&ヤング・バックス)の大喧嘩にも参戦し、ケニーの腕に噛み付いた後、団体から解雇されました。
その後、2023年6月にパンクがCollisionの中心人物として復帰にするにあたってスティールも復帰しましたが、9月にパンクが解雇されたのと同時に彼もまた解雇されました。AEWから1年間で2度解雇される…という、なかなかない珍事を経験したのです。
AEWから解雇されたパンクはWWEへの復帰を狙っていましたが、WWE側がそれを拒絶。現時点で、彼のプロレスラーとしてのキャリアは不透明になっています。その一方で、スティールは職場探しを続けています。
PWInsiderによれば、彼はインパクト・レスリング「Bound For Glory」のバックステージでプロデューサーとして働いていたとのこと。契約を結んだわけではなく、トライアウトだったそうです。
どうやら、インパクトは2022年にスティールが1回目に解雇された時も彼を迎え入れようとしたそうですが、AEWへの復帰が決まったことで実現しませんでした。2度目の解雇でも彼に手を差し伸べた、という形です。
興味深いのは、インパクトはパンクの獲得にも強い興味を持っていることです。スティールがインパクトとの契約を勝ち取るようなことがあれば、パンクが新天地としてインパクトを選ぶ可能性もあります。
(Wrestling Inc, PWInsider)