“TIME SPLITTERS”KUSHIDAとアレックス・シェリーがリング上で「再会」を果たす。「KUSHIDAを驚かせるためにここに来た」

2010年代前半の新日本プロレス・ジュニアヘビー級タッグ戦線で活躍したKUSHIDAとアレックス・シェリーのタッグチーム”TIME SPLITTERS”。まさかの場所で2人が「再会」するという出来事がありました。

TIME SPLITTERSは2012年にKUSHIDAとシェリーが新日本プロレスで結成したタッグチーム。同年のSUPER Jr. TAG TOURNAMENTで優勝したほか、IWGPジュニアタッグ王座を2度戴冠した実力派チームでした。

チームとしての最後の試合は、2015年11月7日、レッドラゴン & TIME SPLITTERS VS ヤング・バックス & ケニー・オメガ & チェーズ・オーエンズ。2016年5月8日にKUSHIDAがROHに遠征した際、モーターシティ・マシンガンズ（シェリー & クリス・セイビン）とタッグを組んだこともありました。しかし、2016年以降シェリーの新日本への遠征がなくなってしまったことで、チームは活動休止状態になっていました。

2018年夏にシェリーが引退を表明し、2019年にKUSHIDAがWWEに入団。2人の距離はこれ以上ないほどに離れてしまいました。しかし、2019年夏にシェリーが現役復帰。そして8月24日、まさかの出来事があったのです。

NXTレスラーは提携団体”EVOLVE”の興行に出場することがあります。KUSHIDAは24日の”EVOLVE 133″でJDドレイクとシングルマッチを行い、勝利。事件が起きたのは試合後です。

PWInsiderのレポートによれば、試合後、マスクをかぶった謎の男がリングインしてきたそうです。自らマスクを脱ぐと、なんとシェリーではないか！シェリーはリング上でこんなことを喋ったようです。レポートに記載された発言内容のメモをそれっぽくすると、こんな感じです。正確ではありませんが、参考までに。

KUSHIDAとファンを驚かせるためにここに来た。KUSHIDAはかつてのタッグパートナーで、親友だ。俺はKUSHIDAの結婚式のベストマンを務めたんだよ。

俺がここにいるということは、イコールEVOLVEに参戦するということじゃない。ただ、KUSHIDAとファンを称えるために来たんだよ。(KUSHIDAに対して)ここにいるファンの数、大観衆と言っていいのかな？(KUSHIDA、同意して笑顔)これがチャプター・ワンの締めくくりなのかどうかはわからない。でも、俺に影響を与えてくれたKUSHIDAに感謝するためにここにいる。

シェリーは感情的になっていたようで、言葉に詰まることもあったようです。KUSHIDAに対してお辞儀をして、抱き合って、あのポーズ！

Now that my friends was too sweet as the original #timesplitters just reunited inside a @WWNEVOLVE ring fitting the weekend of @njpwworld #SUPERJCUP2019 @fakekinkade and @KUSHIDA_0904 #evolve133 pic.twitter.com/X9XzTMtBtX

— Mark Parolini (@djswagerfic) August 25, 2019

The very end of the Time Splitters reunion at #EVOLVE133, absolutely incredible moment. pic.twitter.com/T3f7rPC2nm

— Danny (@dajosc11) August 25, 2019