新日本プロレスの顔、オカダ・カズチカ。WWEは以前から彼の獲得に興味を持っていました。
しかし、2023年11月の報道では、WWE内部のオカダに対する関心が以前よりも高まっているといいます。中邑真輔がプッシュを受けている理由の1つに、オカダへ「現在のWWEが日本人選手を典型的な子供のような役割で扱わない」ことを示すためだ、とも報じられているほどです。
今日、Sports Illstratedは、2024年1月末で新日本との契約を満了するオカダが新日本以外の団体との契約を真剣に検討していると報じました。WWE以外の候補としてAEWの名前が挙がっており、2023年10月にオカダがDynamiteでブライアン・ダニエルソンと対戦したことで、「AEWについてより良い感覚を得る」チャンスにもなった…とされています。
2021年、Sports IllstratedはNXTを率いるショーン・マイケルズへのインタビューの中でオカダについて質問していました。2年前の発言ではありますが、WWEの重要人物がオカダについてどう考えているかが分かる内容ですので、紹介します。
(オカダがレッスルマニア19でのショーン・マイケルズ VS クリス・ジェリコ戦をお気に入りの試合だと明かしたことについて)本当に感謝しているよ。俺はいつも日本のスタイルを素晴らしいと思っていたし、俺のことを素晴らしいと言ってくれる人もそこにいたわけだな。
以前、誰かから「もしオカダがWWEにいたら、彼はどのように適応するだろうか?」と質問されたことがあるんだ。答えはわかってる。彼は素晴らしい適応を見せるだろう。最高の才能の持ち主だからね。俺と同じだ。
みんなは「あなたはWWEでしかプロレスをしてないでしょ」と言うかもしれないが、俺はどの団体でも活躍できたと思うよ。才能のある人は、才能を持ってるからね。
だから、信じられないほどの才能の持ち主である若者、オカダ・カズチカが、俺の試合から1つか2つくらいのことを学んでくれたことに感謝してるんだ。
ちなみに、オカダがHBKとジェリコの試合について語った内容は以下の通りです。
プロレスの素晴らしさに気付いた最初のしあいは、武藤敬司&長州力 VS 永田裕志 & 秋山準の試合でした。これは新日本プロレスワールドができる前の試合で、海外のファンには馴染みがないかもしれないですが、ドリームマッチで、見ていて楽しかったですね。
他にもよく見ていた試合があります。師匠であるウルティモ・ドラゴンの家で、レッスルマニア19のショーン・マイケルズ VS クリス・ジェリコの試合をよく見ました。あの試合から多くのことを学びましたよ。