新日本プロレスからの退団が発表され、去就に注目が集まっているオカダ・カズチカ。
WWEが彼の獲得に強い関心を持っていることは既報の通り。しかし、AEWも全力で獲得を狙うと見られており、彼の行き先はこの2団体が有力です。
レスリング・オブザーバーによれば、WWEもAEWもオカダの獲得を狙っており、まずAEWからより強力なおファーがあったそうです。オカダに近い人物は「まだ何も始まっていないが、どちらの団体も彼のために激しく戦うようだ」とコメントしており、WWEからも強力なオファーが届くものと見られています。
Sports Illstratedによれば、WWEからは、クリエイティブの責任者であるHHHとNXTを率いるショーン・マイケルズがオカダに大きな関心を寄せているといいます。
新日本に近い関係筋によれば、オカダは常にレッスルマニアでの試合を望んできたとのこと。HHHもこのことを認識しており、もしオカダが今年のレッスルマニア40に出場することがあれば、WWEはAJスタイルズやフィン・ベイラーといった彼にとってやりやすい相手を用意しているそうです。
一方で、オカダがAEWと契約する最大のメリットは、トニー・カーン社長は「オカダがどこに住もうが構わない」と考えていること。つまり、日本に住み続けながらAEWと契約することが可能だということです。WWEと契約すれば、彼はフロリダへの移住を強いられます。
オカダの決断は間近に迫っていると見られています。もしAEWへ移籍するなら、3月開催のPPV「Revolution」に登場することになるでしょうし、WWEとの契約であれば、発表を早めてレッスルマニアの準備に取り掛かるかもしれません。
(Wrestling Observer, Sports Illstrated)