初期のAEWは、レスラーたちの勝敗記録をもとにしたランキング制度を採用しており、タイトルへの挑戦者など、一部でこれに基づいたブッキングが行われていました。
しかし、この制度は2022年で廃止され、しばらくの間忘れられていました。
YES! THE #AEW RANKING SYSTEMS ARE BACK STARTING THIS MONTH🔥👏 https://t.co/wjXs6S4jk4 pic.twitter.com/Qo4IChetKG
— AEWBlog (@AEW_Blog) January 21, 2024
先日、トニー・カーン社長はランキング制度の復活を宣言。好意的な意見も多く、「WWEジンダー・マハルが1年間試合に勝っていなかったのにWWE世界ヘビー級王座に挑戦するのはおかしい」と批判して騒動を起こしたばかりの彼がこのタイミングでランキングを復活させたことは、ストーリーより試合重視の方針に転換したAEWにおいて、勝敗重視の傾向がますます強くなることを示唆していると言えるでしょう。
そもそも、なぜランキング制度は廃止されたのでしょうか?
レスリング・オブザーバーのブライアン・アルバレスによれば、それはCMパンクのアイデアだったとのこと。彼がトニーを説得し、ランキングを廃止させたのだそうです。AEW時代のパンクは団体のクリエイティブに影響力を持っており、Collisionのブッキングにも口出ししていました。
ランキング制度には賛否両論があり、今回の復活がうまく行くかどうかはわかりません。
(Wrestling Observer, WrestlingNews.co)
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