新日本プロレスからAEWへ移籍し、ついにフルタイマーとして初めての試合に挑んだウィル・オスプレイ。
今日開催のPPV「Revolution」での竹下幸之介戦は、日本のみならず世界中のプロレスファンから注目を集めるドリームマッチ。日本からAEWへ移籍してきた2人が、これからのAEWを背負っていく存在になることをファンに示すような試合です。
新日本のリングでその実力を世界中に示してきたオスプレイは、かつてアメリカの団体へ移籍することに消極的だった時期もありました。家族との時間を作ること、アメリカでの生活を望んでいないことがその理由でしたが、思い切ってAEWへの移籍を決意。今後の活動にかける思いは非常に強いようです。
最新のインタビューで、彼はAEWでの活動にかける思いを語りました。
日本で成長するための旅をした俺は、自分自身について多くのことを学び、多くの間違いを犯した。あまりにも多くの間違いで、俺はここにいるべきではないのかもしれない。しかし、多くの人たちから祝福を受け、自分の価値を証明し、働くための機会を与えられた。
俺が少年から男になる過程で人生がどう変わったか…狂ってると思うくらいだよ。しかし、俺は日本のあらゆるカメラに向かって、自分が世界最高のレスラーだと叫んできた。体重や体格に関係なく、俺より優れているレスラーはいない。ここはすべてのエリートな選手たちがいる場所だろ？世界最高のレスラーであることを示す時が来たんだ。
（竹下幸之介との試合について）ドラッグみたいなものだよね。それ以上にハイになれるものはない。
俺はロンドン郊外の小さな街、エセックスから来た男だ。8年間、日本で自分を磨いてきた。活動範囲は主に日本と英国のインディーで、アメリカにはちょっとだけ足を踏み入れただけだった。正直言って、ここに来ることには不安があった。それが俺に躊躇させていたのかもしれないね。もしかしたら、もっと職人技を学びたかったのか、アメリカに行くほど成熟していなかったのかもしれない。
でも、アラバマでそれを感じたんだ。アメリカの地図を見せられても、アラバマがどこにあるのか分からない。でも、俺の名前はそこまで届いていた。それは何かを示していると思う。育ってきたすべての年月は、この責任のための準備期間だったんだ、ということだ。
責任を引き受ける準備ができている。オール・エリートになる準備ができている。ここでナンバーワンになる準備ができている。それを実現するためには、自分のチームメイトを倒さないといけない。ジェリコを倒し、ケニーを倒した。そうやってここまで来たんだ。竹下幸之介もそうなる。もっといいライバルが必要だ。俺のためにベストを尽くしてくれ、友よ。なぜなら、お前は地球上でパウンド・フォー・パウンドで最高のレスラーと対峙するんだ。俺は、AEWに「参加」するためじゃなく、AEWを「乗っ取る」ためにやって来た。ここは今、俺の場所だ。
（Fightful）
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