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【AEW】デイブ・メルツァー「CMパンクとジャック・ペリーの喧嘩を放送したのは裏目に出た。誰も得をしなかった」

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物議を醸しているDynamite最新回での「All InのバックステージでCMパンクとジャック・ペリーが喧嘩している映像の放送」。

放送前から賛否両論でしたが、実際に放送されてみると、SNS上には批判的な意見が多く見られます。既にAEWから去り、WWEでトップスターとして活躍しているパンクの映像を流し、パンクの話題を作ることに何の意味があるのか?という批判は的を射ているように思います。Dynastyに向けた盛り上がりを生み出すために放送を決断したとトニー・カーン社長は言っていますが、他の方法はあったはずです。

AEW設立前から団体の情報を素早く入手し、内部情報にも詳しいレスリング・オブザーバーのデイブ・メルツァーは、放送前から「このアイデアはパンクを辱めるもので、混乱している」と語っていました。放送後、彼は今回のDynamiteについて次のように語り、ポジティブに評価していないことを明かしました。

俺は、それがいいアイデアだとは思わなかったよ。そんなことは一度も思わなかった。まあ、実際の放送がどうなるか、見てみたんだ。

問題は、ショーの後半で会場のファンが「CM Punk!!」とチャントしていたこと。まあ、裏目に出たのは間違いないね。他団体の誰かの名前のチャントが起こるのは望ましくない。そういうこともあるし、避けられない状況というものもあるけど、今回は自分で蒔いた種だ。1991年、WCWで「We Want Flair!!」チャントが起こったのを思い出したね。あれも良いことではなかったな。

あの映像を流すことがどのように役立ったのか、まったく分からなかった。視聴率がどうなるかは分からないけど、視聴者にうまく伝わっていないよ。[…]あの映像を使わなくても、ヤング・バックスとFTRのストーリーを語ることはできたはずだ。誰も得をしなかったと思う。

トニーが放送を決断した途端に、AEWの関係者たちからいろんな話を聞くようになった。本当にイライラしていて、「またあの話題が戻ってきた」と言っていたよ。閉じるべき傷口だったんだ。AEWはこのことを乗り越える必要がある。AEWにとって何の得にもならないよ。もし俺がパンクなら、笑っているだろうね。

(TalkSport)

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