ビンス・マクマホン時代にWWEの社長に就任し、強いリーダーシップを示してきたニック・カーン。
新型コロナウイルスのパンデミックが起きた後はコストカットに邁進し、ビンスが完全にWWEから離れた現在は「インディ団体とのコラボレーションの道を模索する」など、これまでのWWEにはなかった取り組みを計画しています。彼の手腕にも賛否両論ありましたが、現在のWWEに大きく貢献している人物なのは間違いありません。
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最近、彼はWWEの親会社TKOの持ち株の一部を売却登録したことが話題になりました。ビンスも大量の持ち株を売却登録していることから、「これはニックがWWEから去る兆候なのでは?」と噂されるようになりました。
しかし、RAWでカラーコメンテーターを務めるパット・マカフィーは、自身の番組の中でこの噂を否定。そもそも彼は持ち株の売却登録さえしていない、と語りました。
それは真実ではない。彼はWWEに入ってから一度も株式を売却したことはない。売却登録さえしていない。あの噂は全くのデタラメだったんだ。
しかし、報道によれば、マカフィーの発言は正確ではありません。2023年9月にWWEとUFCが合併して新会社TKOが発足した時、ニックは持ち株を公開する手続きを取ったそうです。まだ売却は実現していませんが、一定の株式を売却する意思があることを表明したのは事実です。
現在、彼とWWEの雇用契約は2026年末まで続くことになっています。それまでに彼がWWEから去ることになるかどうかはわかりませんが、「TKOの持ち株の売却」をめぐる噂話は今後もたびたび話題になるでしょう。
(Wrestling Observer)
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