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メルセデス・モネが「WWEとAEWのファン同士の喧嘩」を批判。「スマホに夢中になりすぎ。現実世界のプロレスを見て、みんなで楽しもう」

インタビュー

大半のプロレスファンは、「自分はこの団体が好き。あの団体が嫌い」というように、プロレス団体によって好みが分かれるものです。

SNS上では、WWEとAEWのファンがお互いを批判し合うことが珍しくなく、プロレス界における定番の火種になっています。実際に団体で働くレスラーたちはこうした「部族主義」的なケンカをよく思っておらず、批判することも多いのが現実です。

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2022年末までWWEのトップスターとして活躍し、現在はAEWに所属するメルセデス・モネ(サーシャ・バンクス)も、ファンの部族主義的なケンカに批判的なレスラーの1人。最新のインタビューの中で、彼女は「インターネット上のことではなく、現実世界のプロレスを楽しんでほしい」と思っていることを率直な言葉で語りました。

団体間での競争はあるべきじゃないと思う。レスラー同士の競争があるべきなんだよ。誰がショーのメインイベンターになりたいのか、一番お金を稼ぎたいのか…。私はAEWの全レスラーたちと争っていて、私こそがAEWの顔だと知らしめている。でも、他の団体とは争ってないよ。

多くのことがインターネットから派生している。誰もがスマホに夢中になっていて、ネット上で自慢をしたり文句を言ったりして……現実世界を生きていないだよね。現実世界のプロレスのショーに行き、他のプロレスファンと一緒に楽しむ。そうすれば、あらゆるプロレスが楽しいんだということがわかると思うんだ。

みんな、ネット上で意地悪をするために、いろんな話題をほじくったりするのが好きだよね。でも、彼らだって、プロレスのショーを見に来れば、まったく違った感覚になるんだから。

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(Wrestling Observer)

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