WWE・NXTとAEW・Dynamiteによる水曜夜のレイティング戦争は、先週見られた傾向が今週も続いています。
レスリング・オブザーバーによれば、10月第3週のNXTとDynamiteの平均視聴者数はこのようになっています。
- NXT: 720,000人(前週790,000人、10%減)
- Dynamite: 1,014,000人(前週1,018,000人、ほぼ横ばい)
Dynamiteの放送開始から3週連続でDynamiteの数字がNXTを上回りました。3周目も100万人台をキープできたDynamiteは大したものだと思います。一方で、NXTは毎週のように数字を大きく下げてしまっているのが現状です。
さて、注目すべき数字は平均視聴者数だけではありません。18歳から49歳までの視聴率も重要なのです。これは番組のスポンサーが最も参考にする数字で、全体の視聴者数よりも重要だとされています。数字はパーセントです。
- NXT: 0.2(前週0.22、9%減)
- Dynamite: 0.44(前週0.46、4%減)
数字はほとんどど変わっていないようにも見えます。しかし、初回放送の数字を見てみると、NXTが0.43、Dynamiteが0.68です。両団体とも数字が0.2ほど下がっていることがわかります。
多くの若者を惹きつけることはスポンサーの数や広告料のアップにつながり、団体の繁栄には欠かせない要素です。この数字が下がり続けていることに、両団体とも危機感を覚えているかもしれません。
(Wrestling Observer)
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