WWEの看板レスラーとして長年にわたって活躍してきたジョン・シナのヒールターンはWWEにとって非常に大きな決断でした。
2025年に引退する彼は、先日開催されたElimination Chanberでザ・ロックと結託してコーディ・ローデス相手にヒールターン。誰からも愛されるヒーローが久々にヒールターンしたことの衝撃は凄まじいものがありました。
かつてWWEの名物実況アナウンサーとして活躍し、現在はAEWに所属するジム・ロスは、自身のPodcast番組でシナのヒールターンに言及。「完璧なタイミングだった」と評価しました。
その一方で、「ビンス・マクマホンはシナのヒールターンを恐れ、実行しなかった」という長年の噂を認めました。ビンスはなぜシナのヒールターンを拒んでいたのでしょうか?
シナのヒールターンは多くのファンが望んでいたことだが、ビンスはなかなか決断を下せなかった。
その理由のひとつは、シナのグッズ売上が驚異的だったことだ。
ヒールターンにより、シナのグッズ売上に影響が及ぶのではないか…という懸念がビンスにはあったのでしょう。彼ほどの天才プロデューサーでもその影響を測りかねるほど、シナの人気は桁違いだったようです。
また、ロスは今回のシナのヒールターンについて次のように語っています。
俺はこの展開が大好きだ。まさに今やるべきことだったし、ストーリーにも合っていた。とにかく驚愕の展開だったね。
ヒールのジョン・シナ、最高だ。どんな展開になるのか楽しみだよ。
レッスルマニア41で行われるシナとコーディの統一王座戦には、ザ・ロックやスティーブ・オースチンが介入する可能性があります。今後もこの試合や2人のストーリーに関する情報を紹介していく予定です。
(Fightful)
あわせて読みたい

【WWE】ポール・ヘイマンがブロン・ブレイカーの成長をサポート中。「プロモやキャラクター構築を助けている」
27歳のブロン・ブレイカーは、プロレス界をよく知る達人からのサポートを受けています。 圧倒的なパワーが売りのブレイカーは、将来的にWWEを背負って立つ存在になることが期待されていま...

【WWE】セス・ロリンズらの「ニックネーム」がプロフィールから削除される。「いつもフリーキンと呼ばれるのは辛かったな」
WWEで活躍する選手たちの一部には、正式なリングネームに「ニックネーム」がついている場合があります。しかし、そのニックネームの扱いに変化があったようです。 最近、WWEの公式サイト...