2019年にAEWが旗揚げして以来、WWEは徹底的なAEW対策を取りながらも「競争相手だと思っていない」とされてきました。
2019年には「AEW流出対策」として所属選手たちに高額&長期の再契約オファーを出し、2025年はAEWのPPVスケジュールに対して「後出し」で注目度の高いショーをぶつけるなど、WWEがAEWを強く意識した手を打ってきたことは間違いありません。しかし、近年のWWEにおける最大のライバルでありながらも、ビジネスの規模という観点ではAEWに大差をつけており、「WWEはAEWを競争相手だと思っていない」という噂にも一定の説得力がありました。
2026年3月にWWEから退団した元SmackDownリードライターのロード・ドッグは、名物番組Busted Open Radioで「WWEはAEWについてどう考えているのか?」を語りました。曰く、WWEがAEWを「気にする必要のない相手」だと思っているのは確かである一方、それは間違いかもしれない…とのこと。
正直に言うと、競合相手としては見ていなかった。でも、そう見るべきだったんだろうね。むしろ、「ああ、あれは別の金持ちのプロレスオタク(トニー・カーン社長)が作ったちっぽけな団体だ」みたいに見られていたと思うよ。
でも、AEWが旗揚げしてからどれだけ経とうとも、そういう見方をしたのは間違いだったと俺は主張したい。
彼らはまだここにいる。今も存在し、今も力強い。さらに強くなっていると言ってもいいくらいだ。
現在中継車を仕切っているマイケル・マンスリー(WWEのテレビ番組制作を支えた元WWEグローバル・テレビジョン・プロダクション担当副社長で、現在はAEWのテレビ番組制作の統括担当)をチームに加えたことは、正しい方向への大きな一歩だったと思うよ。彼は勘が良くて賢い男だ。
プロレスの番組を作るには、リング上の2人の選手とレフェリーだけじゃ成り立たない。勘の鋭い裏方たちが必要なんだ。
AEWには、優秀なレスラーたちが揃っているのはもちろん、経験豊富なスタッフが舞台裏で番組やPPVを支えています。マンスリーがWWEからAEWへ移籍したのは2022年。こうした地道な「スタッフの補強」が、最近のAEWの勢いを後押ししているのです。WWEにとって、AEWが明確な脅威になる日もいずれ来るかもしれません。
(Wrestling Inc)
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