Dynamite最新回でケニー・オメガの持つAEWインターナショナル王座への挑戦権を獲得したマイク・ベイリー。TNAなど世界中のリングで活躍してきた彼は、早速その実力を示すことに成功しました。
AEWインターナショナル王座挑戦権争奪トーナメントの決勝戦は、マーク・デイビス、オレンジ・キャシディ、リコシェ、そしてベイリーの4人によって争われました。
試合終盤、ベイリーがデイビスを抑え込んだ瞬間、リコシェがその上に覆いかぶさり、結果的にリコシェとベイリーの両方が3カウントを奪う形に。結果として、リコシェとベイリーの2人がAEWインターナショナル王座への挑戦権を獲得しました。現地4月6日開催のPPV・Dynastyでは、彼らとケニーによるトリプル・スレット・マッチが行われます。
TNAで複数のタイトルを獲得するなど、ベイリーの実力は世界トップクラスだと高評価されています。業界最大手のWWEへ移籍するという選択もできたはずですが、彼はAEWへの移籍を決断。今日の試合前、彼はインタビューでAEWデビュー後の心境を語り、「ここが俺の居場所だ」と考えていることを明かしました。また、提携団体の新日本プロレスやCMLLにも参戦したいと考えていることを公言しています。
プロレスでも人生でも、一年ごとに自分を成長させることが最大の目標だ。今こそステップアップし、大舞台に立つ時だと思った。
AEWは最高のレスラーが集まる場所であり、自分がいるべきところだよ。過去3年間の契約では、アメリカ中のインディー団体で試合をすることができた。多様性のあるプロレスが好きなんだ。
今はAEWが自分の中心だし、ここで戦いたい。でも、新日本やCMLLでAEWの代表として戦うのは大きな名誉になると思う。
AEWを中心に、世界中のリングへ上がりたいという野心を持っているベイリー。地元カナダの先輩であるケニーといきなりPPVで対戦する機会を得た彼は、このチャンスを活かして一気にトップレスラーへの階段を駆け上がりたいところでしょう。今後の活躍に期待です。
(Fightful)
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