“Timeless”キャラクターで絶大な人気を誇るAEW女子世界王者トニー・ストーム。往年のハリウッドの大女優を彷彿とさせるパフォーマンスが魅力の彼女は、現在アメリカで公開中の映画『Queen of the Ring』に女優として出演しています。
この映画は、日本に本格的な女子プロレスを紹介した人物とされ、2016年にWWE殿堂入りを果たした女子レスラー、ミルドレッド・バークの伝記映画。トニー・ストームが演じているのは、1930年代に活躍した実在の女子レスラー、クララ・モーテンソンです。彼女の他にもナオミやカミーユも参加しています。
First look at Toni Storm in the upcoming movie “Queen of the Ring”, a biopic about Mildred Burke, the first million-dollar female athlete.
Toni is playing the role of Clara Mortensen, an American wrestler who was a large draw in the 1930s and 1940s. pic.twitter.com/Vt5hv6Nmxc
— AIR (@AIRGold_) October 31, 2024
AEWのトニー・カーン社長にとって、大女優キャラの彼女が女優業に取り組むことに違和感はないようです。最新のインタビューで、彼はストームがキャスティングされたきっかけや、「女優トニー・ストーム」への評価を語りました。
映画の制作初期に、監督のから電話があったんだ。「トニー・ストームをキャスティングしたい」と相談されてね。俺にとって彼女は「ハリウッド最高の女優」だから、もちろん全面的に協力したよ。
撮影のために、当時のスケジュールを調整したのもずいぶん前のことだった。結果的にすべてが完璧に進んで、本当に素晴らしい作品になった。
AEWからは他にも何人か関わっているけど、やっぱり主役はトニーだ。彼女はチャンピオンであり、女優でもある。ハリウッドとプロレスの象徴が重なった存在なんだ。
また、ストームは以前のインタビューで本作への参加について「夢のようだった」と語っています。
クララ・モーテンソンは実在した人物で、彼女を演じるのは本当に光栄だった。自分が黄色のコスチュームにこんなに似合うとは思わなかったよ。撮影中はあえて「古めかしい動き」を意識した。今の自分のスタイルにも取り入れていることだね。
AEW女子世界王者としてだけでなく、映画女優トニー・ストームの今後にも注目です。
(Fightful)
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