ダイヤモンド・ダラス・ペイジのDDPヨガは健康問題に苦しむ多くのプロレスラーたちを救ってきました。ダイエットにも活用可能で、またしても1人のレジェンドを救ったようです。
レッスルマニア・ウィークエンド中、DDPはダッドリー・ボーイズのディーボン・ダッドリーと再会。そこで、ディーボンが「DDPヨガを始めてから、約40キロの減量に成功した」と語りました。
近年のディーボンは多くの健康問題を抱え、2020年には脳卒中で倒れました。2024年にNXTが旧ECWアリーナで番組収録を行った際にもゲスト出演しましたが、名物のテーブル攻撃には参加せず。医師から許可が下りなかったようです。こうした状況を改善するべく取り組んだDDPヨガ。確かな結果が出ています。
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近年のDDPヨガといえば、一時は深刻な健康状態に陥ったアブドーラ・ザ・ブッチャーを救い、自力で立てるようになるまでの回復に貢献しました。ジェイク・ロバーツやスコット・ホールなど、彼に命を救われたレジェンドたちもいます。

DDPヨガとは?
DDPヨガはエクササイズ要素の強いヨガで、従来のヨガポーズに「筋肉の緊張持続」を組み合わせた独自概念が特徴。関節への負担を最小限に抑えつつ、ジムのマシンを使用した場合と同様の筋力トレーニング効果を得ることができるとされています。また、腹式呼吸を強く意識し、従来型のヨガで重視される鼻呼吸だけでなく、状況に応じて口呼吸も取り入れることで、高強度のワークアウトに取り組めるような工夫もされています。
さらに、精神面の改善もDDPヨガの売りの一つです。「ポジティブ・アファメーション」と呼ばれる自己肯定法をプログラムに組み込んでおり、プログラム参加者のポジティブな思考になれるようにサポートしています。例えば、トマソ・チャンパは前十字靭帯断裂のリハビリでDDPヨガを取り入れ、DDPから授けられた「私は強く、回復する」という自己暗示を心の支えとし、見事に復帰して2018年にNXT王座を獲得しました。
DDP Yoga公式サイトによると、プログラム実践者から以下の効果が報告されています。
- 減量
- 筋肉増強
- 有酸素運動レベルの向上
- 関節への負担が少ない
- 柔軟性の向上
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