過激なシーンも少なくないAEW。ジョン・モクスリーとコープ(アダム・コープランド/エッジ)がDynamite通常回で生み出した「モクスリーの背中に無数の釘が突き刺さる」スポットは、AEW基準でも極めてバイオレンスなものでした。
ウィーラー・ユウタやレフェリーが懸命に除去を試みるも、背中に深く突き刺さった釘はなかなか抜けませんでした。場内からも悲鳴が上がったこのシーン。番組放送後にネット上で賛否両論が巻き起こり、未だに議論が続いています。
Did Jon Moxley and AEW go too far? Is spikes in the spine overboard? pic.twitter.com/cLu5ogcBDW
— Bay Area Super fans (@ScumbagPolite) March 20, 2025

モクスリーに釘が突き刺さるきっかけとなったスープレックスを放ったコープは、AEWの安全基準に対する疑問の声も上がったこのスポットについて、最新のインタビューで彼なりの意見を語りました。ネット上の意見は気にしない。現代プロレスは、よりアスレチックに、よりバイオレントに進化したんだ…というのが、51歳の大ベテランの意見です。
正直、俺が気にしているのは会場の反応だけだ。あのシーンも、現地のファンは盛り上がっていたんだよ。それがすべてだと思う。
批判する気持ちも理解できる。やりすぎとか、リスクがあるとか、そういう指摘はわかる。でも大事なのは、観客を理解することだ。そして、時代が変わったということも受け入れるべきだと思うね。
技術が進化したように、プロレスも進化した。よりアスレチックになり、よりバイオレントになった。これは自然な流れじゃないかな。インターネットもダイヤルアップからAIの時代に進化しただろ? 何事も変わる。それが人生だし、世界というものだ。
だから、後から誰が何を言おうが気にしない。俺の仕事は、会場のファンを熱狂させること。基準はそれだけだよ。
(Inside The Ropes)
あわせて読みたい

