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バイセクシャルのトニー・ストームがAEWの多様性を力強く宣言。「I Am Here And I Am Queer。私は永遠にTIMELESS!」

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AEW女子世界王者として大活躍中のトニー・ストーム。近年の AEWで最も目覚ましい飛躍を遂げたレスラーの1人である彼女は、 Collision最新回でAEWの多様性・包摂性を高らかに宣言しました。

Collisionでレディ・フロストを相手にタイトルの防衛に成功した彼女は、試合後のマイクで非常に興味深い発言を披露しました。WWEが複数人のレスラーたちを解雇したことへの間接的な言及と見られます。

私を超えるレスラーはいない!フロストは冷たいお菓子だったけど、私が本物のご褒美ってわけ!私の持つゴールドを狙っている連中もいるけど、トニー・ストームは「狩られる」んじゃない。トニー・ストームが「狩る」んだ!

 

I Am Here And I Am Queer! 私は永遠にTIMELESSだ!

プロレス界にはLGBTQ+を表明しているレスラーが多数おり、トニーもその一人。WWEに在籍していた2021年にバイセクシャルであることを公表していました。

「I Am Here And I Am Queer」は、LGBTQ+コミュニティで広く知られるスローガン「We’re here, we’re queer(私たちはここにいる、私たちはクィアだ)」の変形。全国放送のプロレス番組で堂々と叫ばれたのは異例の出来事です。

SNS上では、彼女がこのタイミングでこのスローガンを叫んだ背景として、「先日WWEがLGBTQ+を公言するダコタ・カイやショッツィ、シェイナ・ベイズラーらを解雇した」ことがあると推測されています。アンチLGBTQ+のドナルド・トランプ大統領との関わりも深いWWEは選手たちを解雇したが、AEWには多様性がある……という宣言として受け止めるファンが多いようです。

実際、ここ最近のWWEではLGBTQ+と深い関係を持つ選手たち(ソーニャ・デヴィルやティーガン・ノックスなど)が次々と解雇されています。解雇の理由とクィアであることの関連性は不明ですが、傾向があるのは事実。トニーとしては、今言わなければならないことがある…と感じたのかもしれません。

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(Fightful)

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