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TNAが「流血」を禁止に。レスラーたちの健康やスポンサーへの配慮が理由に

ニュース

プロレスには流血がつきもの。アクシデントによる流血だけでなく、額などを意図的に切るブレーディングなど、あらゆる形でリングに血が流れます。

流血に対する考え方は団体ごとに異なります。かつて流血をNGとして扱っていたWWEは、HHH体制で考え方がやや緩和。AEWはジョン・モクスリーが毎週のように大流血する時期があることからも分かるように容認派です。

2025年4月、TNAは流血に対する方針を変えました。PWInsiderによれば、レスラーたちが参加するミーティングの中で、「今後は演出としての流血を禁止する」という通告があったそうです。これにより、過渡の流血やブレーディングがTNAから消えることになります。

報道によれば、今回の方針変更はレスラーの健康を守る&スポンサーへの配慮が理由になっているそうです。試合中の接触により自然に発生する鼻血や口内の出血は今後も許容されるとのこと。

この方針変更によって、番組の表現が一部規制されることになります。それでも激しい戦いが繰り広げられることに変わりはありませんし、試合のクオリティにも大きな影響はないはず。時代に適応する、ということですね。

近年の「TNAと流血」といえば、キラー・クロス(現WWEカリオン・クロス)が流血命令を受け入れなかったことを端を発した#FreeKillerKrossムーブメントや、TNA遠征中の若きオカダ・カズチカが流血を命じられてヤング・バックスに相談したことで生まれた固い友情を思い出します。

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(Fightful, PWInsider)

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