WWEのゲーム・シリーズ最新作”WWE 2K20″は販売前から悪評の嵐でした。グラフィックの劣化、操作性の悪化、バグの多さなど、その理由を挙げればキリがありません。
IGNのレビューでは10点満点中2点。Twitterでは#FixWWE2K20というハッシュタグが人気になっています。バグの報告やそれを楽しむユーザー、状況改善を求める声が集まっているようです。
事態を重く受け止めたWWE Gamesは早期の修正パッチ配布を公言し、今週配布されました。修正されたバグもあるものの、「タイトルを1つ獲得したレスラーが、全く別のタイトルもまた獲得したことになる」というような新たなバグが発生するという悪循環が生じているとのこと。また、配布前にあったルーク・ハーパーの入場曲が大音量でリピートされるというバグに対しては、彼の入場曲を削除し、代わりにブラジオン・ブラザーズの入場曲が流れるようにするという、修正と言えるのかどうかわからない対応も取られているようです。
作成したレスラーや衣装、ロゴ、会場、PPV、団体などをインターネットを介して共有できる人気モード”Create-a-Wrestler”にも問題が残されており、人気製作者の1人は今作での活動を拒否しているそうです。こうしたファン同士の交流が停滞すると、今後のシリーズの人気にも影響する可能性があります。
ゲーマーが満足するレベルにまで達するには時間がかかりそうです。
(参考: LordsofPain.net)
#FixWWE2k20 This is post-patch. Face Scans are useless now #PS4share pic.twitter.com/bW1dxKfNXv
— Senna Asad (@SennaAsad) November 1, 2019