2019年に旗揚げしたAEWを率いるトニー・カーン社長は、NFLやサッカープレミアリーグのチーム上層部として働いた経験やプヲタ知識を活かし、若い団体を成功に導いてきました。
成功と失敗を何度も繰り返しながら2025年の夏へたどり着いた最近のAEWは好調で、ファンからの評価も上々。そこには、AEWのテレビ番組を放送するテレビ局とストリーミングサービスを保有するワーナー・ブラザース・ディスカバリーとの友好関係が大きく影響しています。
最新のインタビューで、トニーはAEW設立後の「最高の決断と最大の後悔」を語りました。ワーナーとのポジティブな話題もある一方、過去の同性愛差別発言を問題視されたジェイ・ブリスコ(2023年に交通事故死)を番組へ出演させることができなかったことが最大の後悔だといいます。
AEW設立以来の最高の決断は、放送パートナーとしてワーナー・ブラザース・ディスカバリーと組み続けたことだ。DynamiteはTBSで、CollisionはTNTで放送してるし、今年からHBO Maxでのネット配信も始まった。これで、テレビを見ない若い層にもリーチできたんだよ。ワーナーとのパートナーシップはAEWの生命線なんだ。
ジェイを番組に出すために、俺は尽力したんだ。Dynamiteの収録に来てもらったこともあるけど、何もできなかった。もし、あの頃の経営層が今の経営層と同じ顔ぶれだったら、状況は変わっていたと思うよ。一度でいいからジェイをDynamiteに出したかった…。間違いなく、これが最大の後悔だね。
(Fightful)
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