2003年に38歳で引退したストーン・コールド・スティーブ・オースチン。何の計画もないまま引退することになり、大変な経験をしました。
先日のインタビューで、彼は引退後の荒れた生活を告白。
楽しい時間、仲間たちと一緒にいること、巡業に出ること、観客の前に立つこと、アドレナリンがほとばしる感覚。俺はそれに生きて、呼吸していたんだ。だから、うまく対処できなかったよ。
と語った彼は、プロレスラーとして業界の頂点に立っていた時に、その後の人生についてしっかり考えていればこんなことにはならなかった…という後悔があります。同じインタビューで、彼は若手たちへのアドバイスとして「プロレス以外の領域にもアンテナを張っておくべきだ」と助言しました。
俺はこう言いたい。「なあ、常に忠誠心は持ち続けろ、お前のメインの仕事はWWEにある。だが、もし他にアンテナを張っていて、自分の知名度が高いとか、テレビでの露出が多いってことを利用して、他の人脈を作ったり、違う分野に手を伸ばせるチャンスがあるなら、やるべきだ」とね。
まあ、今、WWEがお前たちの生活の糧であることは確かだ。でも、今すぐその種を蒔き始めるんだよ。そうすれば、ここから離れる時に、勢いを持って飛び出せるからね。
例えば、2025年春にWWEから解雇されたブラウン・ストローマンは俳優やタレントとして活動し、先日始まった彼の新番組「Everything on the Menu with Braun Strowman」は好調なスタートを切りAEW・DynamiteやWWE・NXTを上回る視聴者数を記録しました。彼が自身の知名度や適性をうまく活用したのは間違いなく、ストンコの言う「やるべきこと」をしっかりとやった結果でしょう。

Beefy King is Braun’s happy place. 😊 Catch up on #EverythingOnTheMenu NOW: https://t.co/vxZLctYRhV@adamscherr99 pic.twitter.com/CzDo0BDrlT
— USA Network (@USANetwork) November 1, 2025
(WrestlingNews.co)
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