【AEW】クリス・ジェリコのTNA称賛は「AEW離脱宣言」だったのか？去就はさらに謎めく

先日、AEWの大ベテランレスラー、クリス・ジェリコがTNAを称賛し、その一方でAEWを下げるような発言をしたことが話題になりました。

TNAが開催したPPV・Bound For Gloryは最高に盛り上がり、観客もよく入っていた。WWEに次ぐ世界二位の団体に見えた。しかし、同時期のAEWは2300 Arena（旧ECWアリーナ）で番組収録しており、観客動員は1000人程度。まるでカナダのローカル団体のショーみたいだった……。常にAEWを支え、称える発言をしてきたジェリコのこの発言に対し、一部のファンは「WWE復帰確定だろ」と考えているようです。

レスリング・オブザーバーのデイブ・メルツァーは、ジェリコの上記発言について分析。Bound For Gloryは確かに盛り上がったものの、CMLLがアレナ・メヒコで、新日本プロレスが東京ドームで開催するショーと比べると規模は劣り、AEWはPPVごとにあのレベルの熱狂を生み出している……と指摘した上で、

クリスは賢い男だし、きっと彼なりのゲームプランがあるんだろう。それが何なのかを完全に把握することはできないが、多くの話題をかっさらったのは間違いないね。興味深いよ。

最初にこれを聞いた時、まるで彼がAEWに離脱を通告しているように感じたんだ。でも、実際にそうなのかは分からない。彼が今何を考えているのか分からないからね。

とコメントしたのでした。

メルツァーがAEWに詳しいジャーナリストであることは間違いありませんし、彼の直感は注目に値します。AEWとジェリコの契約が満了するのは2025年末。2026年の彼はどのような一手を打つのか、注目です。