脳震盪が原因で2025年のAll Inを欠場した後、アダム・コールはレスラーとしての活動を停止しています。
2021年にWWEからAEWへ移籍した彼は常に負傷に苦しめられており、期待されていたほどの活躍はできていません。8万枚のチケットが売れた2023年のAll Inイギリス大会でメインイベンターを務めたことからもわかるように、AEWは彼に大きな期待を寄せていますが…。
彼の復帰スケジュールは未定で、そもそも現役レスラーとして再びリングは上がることが医師から許可されるかどうかも不透明。AEWトニー・カーン社長も、彼のキャリアが続くのかどうかを確信できていません。
最新のインタビューで、トニーはコールの負傷や「レスラーとは違う役割の仕事」を与える可能性について、次のように語りました。
アダム・コールのことは大好きだ。素晴らしいレスラーであるだけでなく、本当に良き友人だからね。2025年のAll Inの当日の朝、彼から具合が良くないと電話を受けた時は本当に辛かったよ。
彼は怪我を抱えていた。隠すことじゃないが、彼が経験したのは脳震盪だ。足首の怪我で回復に時間を要した時も最悪だった。彼が痛みに苦しむ姿なんて見たくないだろ。足首の怪我だって選手生命に関わるものだった。そこから1年以上かけて戻ってきたんだ。2025年はトップ戦線に食い込んで、TNT王者にもなる活躍を見せてくれた。素晴らしい復帰劇だったよ。
だからこそ、彼が「もうプロレスをするのが不安だ」と正直に話してくれたことは良かったと思ってる。
(コールは引退に追い込まれたと思うか?と問われ)アダムがまたレスリングをするには、適切な状況が必要だと思う。彼をファミリーの一員として残す可能性は間違いなくある。
だが、まずは彼が毎週のツアーや活動に対して、また前向きになれる状態まで戻したいんだ。彼には「準備ができたら、AEWにはいつでも君の居場所がある」と伝えてある。彼はコメンテーターをしたこともあるし、ショーのホスト役も務めてきた。適任だよ。素晴らしい才能だからな。
彼はいろんなことに関われる。もし彼がまたプロレスをしたいと望み、状況が適切で、誰もが納得できるなら、それは理にかなったことになるだろう。だが、頭部の怪我や深刻な怪我が絡む場合は、常に慎重に評価したいんだ。「これは理にかなっているか? 安全にできるチャンスはあるか? それが全員にとって良い結果になるか?」ってね。
(WrestlingNews.co)
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