最近、元WWE副社長&実況アナウンサーのジム・ロスがビンス・マクマホンに対する複雑な感情を語り、話題になっています。
彼曰く、「ビンスは俺に嫉妬し、正当な評価を与えなかった」。アナウンサーとして素晴らしい働きをしていたことはもちろん、ロスは副社長としてスティーブ・オースチンやザ・ロック、ハーディーズ、そしてエッジ&クリスチャンと契約。Attitude Eraや後のWWEが大成功する礎を築きました。
しかし、ビンスはそんな彼を軽視するような発言が多く、他の番組出演者に彼を馬鹿にするようなことを言うように指示していた…といいます。
そんなロスにフックアップされる形でスターへと成長したマット・ハーディーは、ビンスとロスの複雑な関係について「ビンスは虐待的なことをしていた」と自身のPodcast番組で語りました。
ビンスには癖があったんだ。人を不快にさせるような立場に置く癖がね。正直なところ、彼はある種、それに興奮していたんだと思う。
彼はJR(ジム・ロス)に対してかなり頻繁にそれをやっていたと感じるよ。いつしかそれが当たり前の日常になっていたんだ。特定の人間が標的だった。もし弱みを見せたり、『いや、それはやりたくない』という態度を見せたり、あるいは露骨に不快感を示したりすると、彼はさらに強く押し付けてくるんだ。
彼はその点において虐待的だったとも思う。JRはおそらく、いろいろな意味で彼から最も虐待的な扱いを受けた人間の一人だろう。彼らの間には、ある意味で本当に奇妙なライバル関係があったんだ。
結局のところ、絶対的な決定権を持ってプッシュし、俺とジェフを雇うと決めたのはJRだ。エッジとクリスチャンを雇ったのも彼だ。
だから、エッジ&クリスチャンとハーディーズのレガシーという巨大な功績は、すべてJRの判断によるものなんだよ。
今や、ビンスもロスもWWEから去りました。HHH体制下では同じようなことは起こりにくい状況になった…と言えるかもしれません。
(Wrestling Inc)
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