2006年に公開された、ケイン主演のホラー映画『シー・ノー・イーヴル 肉鉤のいけにえ』。WWEが映画のプロデュースに進出したWWE Filmsの第1回作品で、ビンス・マクマホンがプロデューサーを務めました。
ケインが演じたのは、廃墟となったブラックウェル・ホテルの廊下に潜む、サディスティックで狂信的な男ジェイコブ。社会奉仕活動としてホテルの清掃を強制された10代の若者のグループに対し、グッドナイトは一晩かけて彼らを殺害し、トロフィーとして彼らの目を集めていきます。
本作の脚本を担当した元WWEライターのダン・マディガンは、プロデューサーであるビンスによる「異常な要求」について、出演したPodcast番組で振り返っています。なんと、ビンスはケインに「3フィート(約90センチ)のペニスの持ち主」という設定を与え、さらに劇中でペニスを画面に出すことを望んでいたのです。
監督のグレゴリー・ダークから電話がかかってきたんだ。オーストラリアからの電話で、彼は「ちょっと問題が起きた」と言った。俺が「何が問題なんだ?」と聞くと、彼は「ビンスから映画についての提案があるんだ」と答えた。俺は「まあ、彼の映画だからな」と言ったよ。
すると彼はこう言ったんだ。「ビンスは、ケインのキャラクターがペニスを取り出すシーンを映画に入れたがっていて、しかもその長さを3フィート(約90センチ)にしたがっているんだ」ってね。
……電話の接続不良かと思ったよ。「グレッグ、ちょっと待ってくれ。今言った最後のセリフをもう一度言ってくれないか?」と聞き返した。彼は「ああ、ビンスはケインのペニスの長さを3フィートにしたがっている。しかも、プロデューサーの誰もそれに対して何も言わないんだ」と答えた。
それを聞いて、俺は「ああ、これはまずい。これはまずいぞ。本当にまずい」って感じだった。適切な映画であれば、それは天才的だし絶対に素晴らしいアイデアだけど、この映画には合わないからね。
結局、このアイデアが採用されることはなく、作品の評判も微妙でした。もし実現していたら、とんでもないカルト映画になっていたでしょうね…。
(Wrestling Inc)
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