ジョン・モクスリーのフィニッシャー「パラダイムシフト」。2019年のAEW旗揚げ、そしてモクスリーが初期メンバーとして参加したことは、プロレス界に大きな影響を与えました。
アメリカにおける大手団体の選択肢がWWEしか存在しない時代が終わり、レスラーやスタッフたちが「WWEか、AEWか」を選択できるようになった。WWEのプロダクトを好まず、インディシーンを愛してきたプロレスファンにテレビのプロレス番組を視聴する機会を与えた。AEWが存在しなければ、2020年代のプロレス界は今とまったく異なる世界が広がっていたでしょう。
2019年に起きたパラダイムシフト…価値観の劇的な変化は、2026年にも起きている。モクスリーの後輩で、AEWのトップスターの一人として活躍するMJFはそう考えています。最新のインタビューで、彼は「一部のファンがWWEや親会社TKOに幻滅し、AEWを試し始めた」と、2026年版のパラダイムシフトがどのように起きているのかを説明しました。
今、プロレスファンはWWEやTKOに対して少し幻滅している。あそこのロースターには俺が大ファンの人間がたくさんいるし、フロントにも大好きな人間がたくさんいる。でもそのおかげで、まだ思い切って行動していなかったファンがついに、「よし、今までダイエットコークを飲んできたけど、ペプシを試してみようかな」という気分になっているんだ。それで今、人々はペプシを試して「うーん、悪くないな」と言っているのさ。
今は最高な時期だ。AEWファンでいるには最高の時期だし、MJFでいるには最高の時期だ。プロレスファンでいるには最高の時期だよ。なぜなら、ジョン・モクスリーの言葉を借りれば、またしてもパラダイムシフトが起きているように感じるからね。2019年にもパラダイムシフトが起きて、そして今、2026年にもパラダイムシフトが起きているんだ。
近年はショーの観客動員数やテレビ番組の視聴率低迷に苦しんでいたAEWですが、WrestleVotesによれば観客動員数は全米で上昇傾向にあります。PPVの動員数は相変わらず好調で、現地5月24日開催のDouble or Nothingは既に13,800枚以上のチケットを売り上げ、AEW史上2番目の国内PPV興行収入を記録するペースで推移しています。
レッスルマニア42のストーリー介入、チケット価格の高騰、SmackDownのクリエイティブ低迷など…。プロレス団体はWWEだけじゃない。ファンが再びそう気付くきっかけになるような出来事が、WWEで起きている…。親会社TKOの「利益率重視」の経営は今後もプロレス界に大きな影響を与え続けるかもしれません。

(WrestlingNews.co)
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