All Elite Wrestling関連のニュースをまとめて紹介。
AEWがインパクト・レスリングからスタッフを引き抜き
AEWにとって、当面のライバルはWWEではなく非WWE団体のトップ層、つまりROHやインパクト・レスリングになると思われます。ROHのブリー・レイは「ROHの今後のライバルはAEWだ」と発言しています。
AEWは、ROHの人気・試合内容ともにトップレベルだったThe EliteとSoCal Uncensoredが立ち上げメンバーであることから、ROHとは火花を散らしあう存在だといえるでしょう。では、インパクトは?
PWInsiderによれば、長年に渡ってインパクトのバックステージ・プロデューサーを務めてきたキース・ミッチェルがAEWとフルタイム契約を結んだそうです。ミッチェルの代わりにケビン・サリヴァンとマイケル・ヴェダーが昇格し、ヴェダーが団体の指揮をとっているとのこと。
インパクトのプロデューサー格が他団体に移籍する最近のケースとしては、今年の初め頃にアビスとソンジェイ・ダットがWWEの裏方になるべくインパクトを退団した件が挙げられます。人材が離れていくインパクト、集めているWWEとAEW。AEWとインパクトの力関係はAEWに利があるのかもしれません。まだ旗揚げ興行すら開催していませんけど……。
(PWInsider)
リック・フレアーが語るAEW
レジェンド、リック・フレアーがインタビューでAEWについて言及しました。
CBCスポーツの取材を受けたフレアーは、AEWについて質問され、「私は古い人間だから……」と前置きした上で次のようにコメントしました。
AEWはWWEと競い合わないほうがいい。団体が成長するまではね。これこそが成功への鍵だよ。
フレアーは様々な団体で活躍した経験を持ち、90年代のWWEとWCWのデッドヒートを体験している人物です。同様のことはクリスチャンなども述べていましたし、Codyやケニー・オメガもWWEとの争いを望んでいない様子でしたが、外部のレジェンドたちは口を揃えて「焦るな」とアドバイスしている感じですね。
インタビューでは、フレアーがAEW社長のトニー・カーンについて語っている部分がありますので、また別の機会に紹介したいと思います。
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